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Pythonを使って計測器を制御する(その1)

今流行の言語である「Python」を、ふとしたきっかけから学ぼうと思ったのですが、どこから手をつけて良いか分からなかったため、自身の得意分野である、電子計測器の制御をやってみようと思い立ち、その課程をここに記載したいと思います。

なお、このページでは概要を説明するのみで、Python(ディストリビューションとして、Anacondaを使います)および、VISAのインストールに関する記載はありません。これらの解説はPart2以降にて行います。

1.コンピュータによる電子計測器制御のイメージ
ザックリとではありますが、図1の様に表すことができると思います。図の左側が、一般的なプログラミング言語による制御イメージ。右側が、Pythonによる制御イメージです。

図1 コンピュータによる電子計測器制御のイメージ

コンピュータプログラムと電子計測器との間に「VISA」(Virtual Instrument Software Architecture)と言うAPIを導入することで、電子計測器が装備する物理インターフェースによる違いを吸収することができ、プログラミングの負担が大きく減ります。VISAに関しては、こちらを参照下さい。

Pythonで電子計測器を制御するためのは、「PyVISA」というフロントエンドが必要になります。バックエンドは、PyVISAの公式バックエンドである「PyVISA-py」が使えるのですが、VISAのフル機能を使えないようなので、計測機器メーカーが無償で配布しているVISAを使うことになります。
計測機器メーカーが無償配布しているVISAは、全てWindowsOS上で動作するため、必然的に、WindowsOS上で動作するPythonを導入することになります。

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WEBサイトのSSL対応、完了しました。

表題のように、WEBサイトのSSL対応が完了致しました。

これに伴いWEBサイトのURLが、

https://debuglab.jp

に変更となりました。

SSL対応により、デバッグ・ラボのWEBサイトへのセキュア接続が可能になりましたので、お知らせ致します。

なお、物理サーバーの変更も行ったため、リンク切れが発生している可能性があります。当方でも確認を致しますが、もしリンク切れや不具合を発見されましたら、以下の問い合わせページよりお知らせ頂ければ幸いです。

お問合せページ

2018年のご挨拶

なんと!2年ぶりのアップデートです。

お陰様で、2016年から2017年末までは大忙しでして、サイトのアップデートができる状態ではありませんでした。

2016年及び2017年共にIoTハードウエア・スタートアップ企業様のお手伝いをさせて頂き忙しくさせて頂きました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

New_Year_Greeting_2018

翻訳したデータシート等が、アナログ・デバイセズ(株)様のWEBサイトに掲載されました。

昨年よりアナログ・デバイセズ株式会社様のデータシート翻訳を行っておりますが、デバッグ・ラボで翻訳を行ったデータシートが、アナログ・デバイセズ株式会社様のWEBサイトに掲載されておりますので、ご紹介致します。

2015年9月8日現在、掲載されているデータシート及びアプリケーション・ノート、ミニチュートリアルの一覧を次ページに示します。

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2015年新年のご挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年は、多くの技術翻訳をこなしてまいりました。特に外資系半導体メーカー様からのデータシート翻訳(英日)は、お客様に大変ご好評を頂いております。

また、このWEBサイトもリニューアルし、各投稿にコメントを入れることが出来るようになりました。WEBサイトのリニューアルに伴い、お問い合わせ方法が「フォーム型式」となり、今まで以上に迅速に対応できると思います。

なお一層のご愛顧を宜しくお願い致します。

デバッグ・ラボ 代表:國頭 延行

 

翻訳に参加した「OPアンプ大全」、全巻が無償ダウンロード可能に

大変ご無沙汰しています。代表の國頭です。

さて、表題にありますように、國頭が翻訳に参加致しました、CQ出版発行「OPアンプ大全」の全巻が、原書の発行元であるアナログ・デバイセズ様の特設サイトからダウンロードできるようになりました。
日本語版は2003年から2005年にわたって翻訳され5分冊で発行。発売当時の価格は一冊3,150円(税込み)。この本全部を無償でダウンロード可能、というのは何とも太っ腹な話です。
この特設サイトには、
(引用ここから)
また、本資料は電子回路技術を専門とする技術者たちが翻訳を行ったため、電子回路の専門用語および内容が、正確かつ的確に翻訳されています。そういった意味でも、非常に完成度の高い資料といえるでしょう。
(ここまで)
と書かれてあって、翻訳者の一人としては、少々恥ずかしい気も致しますが、日本のエンジニアに分かり易い日本語表現になるように苦労した記憶はあります。
 
この本の翻訳時に苦労した話の1つは、デバッグ・ラボ内のこちらのページにありますので、宜しければご覧下さい。
 
なお、先ほどのアナログ・デバイセズ社の特設サイトにも記載がありますが、全5巻を合本した、「新」OPアンプ大全もCQ出版社から発売の予定です。予約も開始されていますので、こちらも宜しくお願い致します。

ADF2012の詳細情報、アップしました。

2012年10月16日(火曜日)、秋葉原コンベンションホールにて行われました、アジレント・テクノロジー(現:キーサイト・テクノロジー)様主催、「ADF2012」の講演の様子の詳細をアップしました。是非ご覧下さい。

こちらのページからどうぞ。
当日は140様のご来場を頂き、私の講演時には部屋は満杯。立ち見も出るという盛況でした。その様子がご覧頂けます。
 
講演終了後の展示スペースの混雑ぶりです。私がどこにいるのかさえ分かりません(苦笑)
ADF_2012_Exhibition
(写真のご提供:アジレント・テクノロジー(現:キーサイト・テクノロジー)様)

アジレント・テクノロジー様主催、ADF2012無事終了しました。

皆様、代表の國頭です。

お陰様をもちまして、アジレント・テクノロジー様主催の「ADF2012」無事講演を終えることができました。
主催者様によりますと、140名もの来場者があったそうで、確かに会場は満員。立ち見の出る盛況でした。
ブースにも多くの方々にお立ち寄り頂き、十分な接客ができませんでしたこと、お詫び致します。
後日、講演内容のスライド、動画は、このページにてご紹介致しますので、今しばらくのご猶予を頂きたく。まずは御礼まで。
 
本日はご来場、誠にありがとうございました。
 
國頭 延行
 
秋葉原の町の様子です。手ぶれ申し訳ないです(^^;)